Traditional Ayurveda Japanの軌跡2
2018年9月
Traditional Ayurveda Japan は「アーユルヴェーダスクール」として再び新たな歩みを始めることになりました。
この機会に、これまでの歩みを振り返り、ここからの展望についてこちらに記しておきたいと思います。
(Traditional Ayurveda Japanの軌跡1はこちら)
アーユルヴェーダに出会うまで
毎日のように海に向かい
ただ波に身を委ね波に乗る心地良さ
今までの緊張した毎日から解放されて徐々に笑顔を取り戻しました。
サーフィンに出会い、新しい環境の中で波乗りの心地良さを共有できる仲間もできました。
しばらくはリラックスした毎日だったのですが、やはり生活していくには仕事をしなければなりません。
東京に戻る気にはならず、藤沢からあまり遠くない鎌倉の精進料理のお店でアルバイトをしながら
アーティストである友人たちのマネージメントのお手伝いなどをしていました。
その頃に、リラクゼーションの仕事に興味を持ちます。
張り詰めた緊張感に体と心が萎縮してしまった時に駆け込んでいた都会のリラクゼーションサロン。
あの時間があったから私は何とか仕事に向かえていた。
リラクゼーションの世界もいいな。
と整体師の資格を取りに行くのですが、振り返ってみると、整体をしたかったのではなく
リラクゼーションの世界に身を置いていたかったのです。
ただ波に身を委ね乗るような感覚。
そこにあり続けたかった。
そんな中で、アーユルヴェーダに再会します。
最初の出会いから10年くらいの時を経て、アーユルヴェーダを勉強しよう、一念発起。
アーユルヴェーダの理論が、「私」を客観視するためのサポートと、世界を識るためにガイドになってくれました。
2007年、アーユルヴェーダをもっと知りたい、と一人でインドへ向かうことになります。
私という人ができるまで
子供の頃の私は、どちらかというと目立たないおとなしい子でした。
というより、目立たないようにおとなしくしていたのです。
小さな頃から近眼で、分厚いメガネをかけていたので、それだけで標的になる。
小さな私の心は閉じていました。
親に対しても、自己主張をせずに「いい子」を通しました。
怒られることや否定されることを極端に怖がっている子でした。
「いうこと聞けて偉いね」
「頑張ってるね!いい子だね!」
周囲からかけられる言葉に反発することもなく順当に仕上がって行きます。
頑張ることが良いこと。
みんなの期待に応えることが認めてもらえること。
怒られたり否定されるのは
頑張りが足りないから。
求められる期待に応えられてないから。。
ここから私はどんどん生きづらい人生を歩み始めます。