アーユルヴェーダ自然食セラピー
4月の移転を機に、ラボでは午前午後のクラスの間のお昼は私が作った簡単なランチをお出ししています。
このランチは費用は設定しておらず、、お召し上がりになってくださった皆さんのなかで、お申し出くださった方からのお気持ち(ご寄付)で成り立っています。
これには幾つかの理由があります。
①心身をバランスする、またはそれを指導するための勉強をしているのに、本人の食事や生活が乱れていては意味がない。
外出先での食事は偏りがちです。そして、やむおえぬ状態以外では作り置きしたものより、作りたてのものを食べたほうがいい。ですので、その場で調理したものをお出ししています。
そして、お召しあがりいただく方に合わせ、調理法や使用調味料を都度微調整しています。これはわたしの考えるアーユルヴェーダ自然食セラピー。このコンセプトで食事作りをさせていただいています。
②食事を選択するときに金銭的な影響があることへの懸念。
お金がないからなのか、時間がないからなのか、、おにぎりやパンと水だけ、というような昼食を常に取られている方を見ると、心が痛みます。食事は心身をつくる基本ですから、お金がなければ健康を手に入れられない、ではあまりにも理不尽だと思うのです。
③与え続けることで得られる大きな報酬
これは、わたし自身の個人的取り組みになりますが、自分の行動指針を、相手から「対価を得るため」におこなう、ということをやめました。
今の日本の社会では標準になっている価値観と逆をいくことですから、なかなか勇気がいることでした、が、始めてみたら、ちゃんと循環してくれている。
万が一金銭的な危機があったとしても、仕事はなんでもやれるし、何より温かな人間関係や自然の偉大なる力の恩恵がわたしを支えてくれているので、問題はない、と思っています。
いまここのラボでは、「対価を得るためのサービス」は一切行っていません。
この試みが、どのような実( फल パラ)=結果 をつけてくれるのか、本当に楽しみです。