準備すること、ステップをちゃんと踏むことの大切さ
先日、自然食セラピスト養成講座の特別授業として、投薬に頼らず食事や生活指導で患者さんを診療されている内科医の関 由佳先生による「腸のお話」がありました。
由佳先生は現在京都在住だということもあり、スカイプでのクラス。
お話は主に
-腸のしくみ
-消化吸収だけではない腸の働き
-腸内環境と腸内細菌について
-リーキーガット症候群について
基本的なことから食セラピーの実践にあたって重要な事も含め、短い時間にもかかわらず非常に分かりやすく重要な項目もしっかりと解説してくださいました。
お話を聞いていて、やはり常々私が考えている事ですが「準備すること、ステップをちゃんと踏むこと大切さ」がここにもありました。
良い食べ物かどうか、という選択の前に、まずは食べ物を消化吸収できる準備が整っている必要があります。
人間の身体は本当にうまくできていて、ただ闇雲に食べ物を胃の中に放り込んでも消化吸収はできない。
感覚器官を通じて外部の情報を読み取り、判断し、今必要な適切な作用が連鎖的におきる。
どこかが欠けてもいけない。1ステップづつ踏む事で、次へ繋がり、結果として正しい作用や機能がおこり、私たちが外部からの恩恵を内側に生かす事ができるのです。
アーユルヴェーダが指示する、「食べ方のルール」は本当に理にかなっているよなあ、、と感心しました。
そして、話題の腸内環境や腸内細菌のこと、リーキーガットについて。
これもまた、同様に、ステップがただしく踏めていないことで悪化し、その後に様々な症状が現れる。
-遅延型フードアレルギー
-自己免疫疾患(リウマチや甲状腺機能障害)
-肌荒れ
-不妊
-不眠
-うつ
などなど。。
かなり幅広い症状が。
その中にはお腹の状態と関係するとはまるで結びつかない!というようなことまで含まれています。
不調が現れて病院に行っても、本当の原因はわからないまま、投薬治療、、ということが多いでしょう。
しかし本当に人間の身体というのは複雑でかつ完璧にデザインされていることにだた感心するばかり。。。
身体のことを学ぶ度に、この世に肉体をもって生まれたことの凄さ、この自然界のシステムの素晴らしさに感動します。
そして、、、手前味噌ですが、食で身体だけではなく心の問題を解決させる、「アーユルヴェーダ自然食セラピー」がこれからお役に立っていける場面が増えてくるような、、そんな予感がしました。
5月のGWあけから、アーユルヴェーダ自然食セラピーの提供をスタートします。 こちらは、養成講座ではありません。
私が数年温め続けてきた、食を通じたアーユルヴェーダセラピーです。
内容については、また今週中に詳細をご紹介させていただき、4月30日(土)からモニターを募集開始しますので、是非チェックしてください。