【過去メルマガ】花粉の飛散最盛期です
配信日時:2013/03/08 09:00
今年も遂にやってきましたね。
花粉症の方々にはとても辛い季節です。
かくいう私も約10年前に発症してから毎年花粉と格闘し続けてきました。
あれ?過去形です。
そうなんです、実は今年はまだそれらしい症状がほぼ出ていません!
まだ油断は出来ませんが、あと2週間ほどこのピークを乗り切れたら
正式にアーユルヴェーダで花粉症克服宣言ができる!と今から期待しております☆
アーユルヴェーダでは、花粉症の原因は冬の間に蓄積した「カパ」ドーシャが春の日差しをうけて溶け出し、アレルギー症状を引き起こすと考えます。
ということは花粉症を発症している状態では、身体には
・消化・代謝の低下
・体内に余分な水分などが停滞
・身体の冷え
・アーマ(毒素)の蓄積
ということが起きている事が考えられます。
ですので、花粉症を悪化させないためには、上記に対処して行けば良い訳です。
・苦味や渋味のある春の野菜を中心に消化に良い物を食べる
・消化力を上げる身体を温めるスパイスやハーブを摂取する
・甘味や塩味の強いもの、油っぽいものを食べ過ぎない
・運動やサウナで汗をかく
効果的に消化力を活性するのがトリカツです。
トリカツ(trikatu)とは、黒こしょう、長胡椒、しょうがを等量づつあわせたアーユルヴェーダ薬で3辛ともいいます。
日本でもこれらのスパイスは手に入ります。 上記3種類をグラインダーなどで細かくパウダーにして服用します。
結構辛味が強いので、この季節であればはちみつと合わせて食前に服用すると良いです。
消化・代謝をぐっと上げ、アーマ燃焼を促します。
!!!重要!!! アーマが体内にあるときにオイルマッサージは禁忌です。
花粉症の症状がある方はアーマが体内にある可能性が高いので、十分に消化力を高め、油脂や動物性食材を避け食事を軽くし、運動、サウナ、ドライマッサージなどで十分に発汗を促しましょう。
<アーマの兆候>
・疲れやすい
・便秘薬がないと毎日お通じがない
・肩こりや腰痛がある
・眠りが浅いまたは、寝ても寝ても眠い
・満腹になると、お昼寝をしたくなる
・やろうとおもっても、つい後回しにすることがある
・風邪をひきやすい
・皮膚のカユミや関節の痛みがある
最後に花粉症対応可能な日常使いにおすすめのスパイスのご紹介です。
・クミンシード
・五香粉
・ローズマリー
・バジル(トゥルシー)
・ウコン
・ニンニク
・エシャロット
・生姜
・リンゴ酢
・たまり
・味噌
上記は春野菜を中心とした軽めの食事の味付けなどにご利用いただけます。
花粉症はアーマを溜めず、カパ鎮静を促していけば、症状を軽減させられる可能性があります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。